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イーネオヤを編む

トルコの伝統手芸イーネオヤを編んでいます

糸を撚る

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糸を撚る

糸撚りの極意を探るべく、紡ぎ車で紡ぎ糸の講習に行ってきました。

二日間、計八時間かけて懇切丁寧に教えていただきました。

行ったのはアナンダ吉祥寺店さんです。

紡ぎ車というと、西洋の昔話なんかでおばあさんがよく回しているやつですね。
有名どころだと、眠り姫がこの紡ぎ車の針で百年の眠りについたとかなんとか。(うろ覚え)

アナンダさんにある紡ぎ車は、そういう危ない針はついていないやつでした。

初心者向けの羊毛で紡ぎ方を教えていただきます。
そう、作るのは毛糸です。

とはいえ、右足で紡ぎ車のペダルを踏み、右手は羊毛を持ち、左手は糸を送り、非常に忙しいです。

どれかが混乱すればたちまち糸はヨレヨレ、下手すると切れます。

これが教え役の従業員さんたちがやれば、あっという間に羊毛は細く紡がれ、きちんと糸に。

細い糸は撚りを強くかけねばいけないので、難しい。
中くらいの糸も撚り加減が難しい。
太い…というか、私の場合は太い糸は単に撚れていないだけでした。

それでも一日目を頑張り、羊毛が糸になる瞬間を自分の手で作り出すことができました。
作った二本を撚って毛糸にしたり、それをかせとりでかせにしたり。
撚った毛糸の処理の仕方を教えてもらったり。

そもそも羊毛など、毛は羊さんとかのふかふかの毛です。
元は短いです。
そんな短い毛を紡げるような練習もしました。

最後に、スピンドルというコマのような器具で、糸を撚るやり方を教わって終了。

スピンドルは曲者で、回すことに集中すれば糸を撚りすぎるし、回すことをおろそかにすれば糸は撚れないし。

紡ぎ車という器具の偉大さを実感しながら、スピンドルを回しております。

紡ぎ車を回す音、羊毛が糸になる瞬間は癖になりそうです。

最後に、一日目に作った糸とスピンドル(練習途中で糸巻きっぱなし)の写真を出しておきますね。

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