2018年1月21日。朝。
朝早く出発して、陶器の町キュタフヤに向かう。
絹の町ブルサではオヤは見かけなかった。キュタフヤも今はオヤをあまり作ってないだろう。
荷物をまとめてホテルを出発!
やや曇天。
雨女通り越してアメフラシの属性がある身としては、とうとう来たかとビビる。
出発間際、ツアーの人が座席と壁の間に落ちていた帽子を見つけてくれた。
帽子と再会・゚・(つд`)・゚・
この帽子は雨などに強いが、軽くて飛びやすく、なくしやすいこともわかったので、とりあえずカバンに避難しておいてもらう。
正直な話、旅行でのなくしものは見つからないと思っていたので、これは本当に驚いた。
少し、山間部に雪が見え始めている。
途中、運転手さんの休憩も兼ねて、トイレ休憩のドライブインへ。
ドライブインに着くと、すぐにバスを洗う人が出てきて、バスを磨いてくれる。
単なるサービスではなく、ドライブインごとにバスを洗わないとバスがすぐ埃まみれに^^;
窓もすぐ埃まみれになるので、窓から写真を撮っても、手前の汚れにピントが合っていたことも少なくなかった。
キュタフヤに着く。謎の銅像。
陶器のタイルに覆われた時計台があり、陶器の町ということがうかがえる。
しかし、中々チニリ・ジャーミィに着かない。
ガイドさんによると、キュタフヤはメジャーな観光地ではなく、従って運転手さんもガイドさんも道に不慣れなそうだ。
それって。
迷っているやんけーーー!( ゚д゚)
心の中で一通り突っ込んでいるうちに、なんとかチニリ・ジャーミィにたどり着く。
(ノ´▽`)ノオオオオッ♪ かわいい!
タイルに覆われた小さなモスク。ミナーレは一個。
普通に使用されているモスクだそうだ。
と・こ・ろ・で。
スカーフ忘れたことに気が付く
(/≧◇≦\)アチャー!!
するとガイドさん、私がかぶっている毛糸の帽子を見て「その帽子で髪隠せば大丈夫です」と一言。
まーじーかー! ゆるい、ゆるいぞトルコ!
+.゚(*´∀`)b゚+.゚イィ
とはいえ、多少ビビりながら行くと、管理人も掃除の人も誰もいない。
地元の方が迎えてくれたが、怒るわけでもなくニコニコ迎えてくれる。
ああ、それで「大丈夫」なのね……。
(※モスクでは女性は必ずスカーフをかぶりましょう)
なんと、メッカの方向を示すミフラープも陶器!
ミンベルはさすがに木製だ。
おおー、天井の模様が細かくて美しい。
せっかくだからモスクの床に座ってみましょうと言われ、正座で座るもしばらくしてしびれてくる。悟りの道は遠い。
写真でわかるように、絨毯には一人が座る場所が示されている。これはわかりやすくてとてもいい。説教壇も小さく、庶民的な雰囲気のモスクだ。
このミフラープは、ブルサのウル・ジャーミィやイェシル・ジャーミィと違って趣がある。
他のモスクと比べても、私はここのミフラープがとても好きだ。
これは窓の近くにあった飾り棚のようなもの。タイルの模様が非常に細かい。
これが手書きだというからまたすごい。
チニリ・ジャーミィに入るときは雨がぱらついていたが、出るころには晴れ間が見えていた。
(続く)