2018年1月26日。午後。
バスに乗ってボスポラス海峡クルーズの船着き場に向かう。
人数集まったので貸し切りだそうだ。
バスで向かう途中見かけた、ピンクのモスク。
ちゃんと使用されているモスクのようです。
カワ(・∀・)イイ!!
さー、船乗るぞー。
コマ売りが「コマー、イチドルー。コマー、イチドルー」とうるさい。
さぁ、クルーズに出発だ。
船からさっきのスレイマニエモスクが見える。やはり美しい。
ガラタ橋の下をくぐっていくようだ。
釣り糸を垂れている人がいっぱいいる。何か連れるようだ。
船のだいご味、橋の下をくぐる。
クルーズに出発だー!
……(((p(>◇<)q))) サムイー!!
揺れるし寒いしなので、下に向かう。
中はカフェスペース。頼めばチャイなどを有料で淹れてくれる。
揺れる船の中、きちんとこぼさず持ってくる技が見事だ。
そういえば、売店に「ホット・ドンドルマ」と読めるパッケージがあったが、あれは何だったのだろうか。
私の記憶によれば、ドンドルマは伸びるアイスクリームのことのはずだが。
冬の薄い日差しの中のボスポラス海峡。
トルコの有名なサッカーチームが所持している島だそうだ。
六本のミナーレ。ブルーモスクだ。
面白い建物いっぱいあるなー。
ガイドさんがとうとうと説明してくれるものの、デッキに出ていると声自体が風に吹き飛ばされてよく聞こえないのがなんとも心残り。
おや、なんか島が見えてきた。
乙女の塔と呼ばれるこの塔には、その昔美しい姫がいたという。
その姫は予言で18で死ぬと告げられていた。
王である父は娘をこの孤島の塔に幽閉した。
しかし、18歳の誕生日の日、王が祝いに持ってきた果物籠に毒蛇が紛れており、姫は毒蛇にかまれ死んでしまったという。
この手の、どんなに回避しても予言は成就する系の話は割とあり、例えば星座神話で有名なペルセウスも、祖父である王を殺すだろうと予言され、母は子を守るために国を脱出した。
メドゥーサの討伐や、アンドロメダ姫の救出などの冒険をこなしたペルセウスは国に戻り、そこで武術の大会に出た。
その時に投げた円盤が、王の額に当たり、結局予言通り王は死んだのだという。
話がそれた。
のんびりしたクルーズも終わり、あとはガラタ橋を見学して、トルコ旅行は終わりとなる。
そういえば、やっぱり「コマー、イチドルー」を買っておけばよかったかな。
(続く)