トルコの伝統手芸イーネオヤを編んでいます
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この間、トルコのオヤ糸屋さんで購入したときに、カーネーションの平面モチーフがオマケについてきたので、確かどこかに似たようなモチーフを見たなと思い、本を探してみると…。
イーネオヤ・トゥーオヤ (レディブティックシリーズno.4077)にありました。
東京の新宿にある、トルコ文化センターが出している本です。
しかし、編み始めてみたら、オマケについて来たモチーフと似ているけど、編み方が全く違うのです。
まぁ、これが私が編んだものです。
左が、オマケについてきたトルコのプロが編んだもの。
(≧▽≦;)アチャー、ぜんぜん違っていた。
せっかく同じように編んでみようと、ナイロン糸使ったのに~(*ノωノ)
ということで、今年最初に編んだのは、平面のカーネーションでした!
トルコのちいさなレース編み オヤ: 受け継がれるイーネオヤをつくる楽しみから、小花のイヤリングを作ってみました。
あ、本の中では「小花のピアス」になっています。
私はピアス穴を開けていないので、イヤリングにしました。
作っている最中、日にちをまたいでいたので、お花を裁縫箱の中で保存していたのですが…。
押し花みたいにぺたっと平たくしてしまっていたんですよね。
そうしたら、ふわっと戻らなくなってしまって。
それでもいいかとそのまま続行。
途中でダメかもしれないと思い、急遽チェーンを使わずにラメ糸を鎖編みしてまとめました。
もっさりした感じが、写真でもっさり感倍増(´・ω・`)
いつかリベンジしよう。
まぁ、しばらく頼まないだろうと思っていたけど、オヤ糸祭りと聞いて、再び購入です。
トルコのオヤ糸屋さんから、荷物が届きました。
多分ですけど、荷物が日本の税関を通る前にイスタンブールで事件があったので、荷物かなり税関で調べられたかもしれません。前より届くのが遅かったです。
糸は私が初めて触れたÇİZMEL(チズメリ)の中糸。
透明なプラスチックの箱に入っています!やばい、編まないで眺めていそう!
いやいや、ちゃんと編まないと。
他に、ちょっとトルコのアクセサリーパーツを購入。
むむ、なんか蛍光カラーの糸が…!
そう、今作っているものに、蛍光カラーが必要かなと思い、購入しました。
青い糸と、小さいパーツはオマケで入っていたものです。
青い糸はAltın Başak(アルトゥン・バシャック)というメーカーのもので、私は使ったことが無いのです@@;
見た感じ、チズメリの細糸より細い感じもするけど、気のせいでしょうか?
Leylak(レイラック)も使ったこと無いんですよね。
他にも、オヤ糸祭りのプレゼント品、オマケなど様々。
スカーフとか素敵なんですよね。早速母に召し上げられて、写真も無いですが(^▽^;)
そして、ついつい買ってしまったパール糸。
最初は左手のリハビリから始まったイーネオヤも、こんな糸買うまでに至ったかと思うと、なんだか嬉しいような散財のような(;´▽`A``
そして、今回一番待ちに待っていたものが…。
チズメリのオヤモデル本です!サンプルいっぱいモチーフいっぱい!
私がやっていない、メキッキオヤのサンプルも入っています。
可愛い^^
よーし、編むぞ編むぞー!
イーネオヤを撮影するときに、今までは黒い紙、布バッグなどを使っていました。
でも、やっぱり撮影用に布あった方がいいかなと思い、100円ショップに行ったついでに、端切れの布を買ってきました。
アイロンをかけてみると、端がほつれているので、かがってみようと思い、オヤ関連の本を探したところトルコの伝統レース2 イーネダンテル ~縫い針1本で編むレース~ (茜屋トルコ手工芸シリーズ)の中に、布の縁をかがりながらオヤを編む方法が載っていました。
それと、イーネオヤ・トゥーオヤ (レディブティックシリーズno.4077)にも載っていたので、合わせた方法でやってみました。
まず、布の端を丸めて癖をつけ、糸を挟み込みます。(使用糸・絹手縫い糸)
そして、布の端を左手で丸め、右手で編んでいきます。
布が厚いので、イーネオヤで使用する針より太い針を使用しています。
布の端を丸めて中に糸を巻き込んだら、丸めた部分に針を入れないように気をつけて、針を入れます。丸まった部分と真っ直ぐな部分の間に刺す感じです。
糸が出てきました。引きすぎると、布に巻き込んでいる糸が出てきてしまうので、しっかり押さえます。
出て来た糸の横に、針を入れます。
最初は二回巻きのオヤ結び。
二回目からは一回巻きのオヤ結びです。
これは山を平たくしていますが、スカーフの縁をかがりながらオヤ結びをする時は、きちんと山を作りましょう。これ、絹手縫い糸だから、すごく間を小さくしないと山にならない( ̄∇ ̄;)
まぁ、こんな感じになります。これだと、普通にかがっている感じでしょうか。
これは分厚い布なのであまり気にしていませんが、オヤスカーフの場合、布地が薄いので、よーく巻かないと布が破れてしまうそうです。
冬は布を指で巻きながら編むと言うのは、かなり難しいですね。
でも、指舐めながらというのは個人的に嫌なので、指に息をふーふー吹きかけながら巻いていました。意外と、人間の呼気には水蒸気含まれているものですね。