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イーネオヤを編む

トルコの伝統手芸イーネオヤを編んでいます

カッパドキアの民家訪問

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カッパドキアの民家訪問

2018年1月22日。夕方。

夕方6時ごろ、まさにお夕飯時の時刻に、なんとカッパドキアの洞窟住宅に住む家族を訪問するのだという。
大勢で押しかけちゃっていい時間なのかしら??@@;

という不安とは別に、もうドンドン行ってしまっているので、私も入ってみる。

洞窟の中の生活とは、いかに?
洞窟の家は、洞窟自体を勝手に拡張しなければ、特に制限はないらしい。

ただ、床は斜めだし、天井もやや低い。
うーん、ひっくり返った上に頭を天井にぶつけそうで、私には合いませんなぁ@@;



こんな感じです。
床にはびっしりトルコ絨毯。
この絨毯は、今の住人の奥様が作ったものや、奥様のお母様が作ったものも敷かれている。



模様が細かく、冬は表を、夏は裏を使うことで年間使えるのがトルコ絨毯の特徴だそうだ。
つまり、裏が使えないのはちゃんとしたトルコ絨毯ではないとのことだ。



うーん、天井を見れば確かに洞窟。



ここの奥様は、絨毯の編み手でもあるという。
絨毯織りの機械があった。

ということは。
オヤの匂いがしますぞ。(゜ー゜;三;゜ー゜) キョロキョロ

テレビの上にトゥーオヤ。テーブルの上にダンテル発見。ついでに、奥様が頭に巻いているスカーフはトケイソウのオヤがついている。イーネオヤだ。

とはいえ、こちらもホテルに帰らなければならない。
娘さんが出してくれたチャイを飲み、ホテルへ向かうことに。
娘さんがあまり手芸に興味を持ってくれないことが奥様の悩みだそうだが、伝統工芸の若手への引継ぎ問題はどこの国でもあるようだ。

戻る途中で写真があったので見ると、速水もこみちさんがこのお宅を訪問していたようだ。



日本のテレビに出たおうちなのかぁ@@;

そりゃ日本人の観光客くらい、夕飯前にちょちょいとおもてなし可能だったのだろう。
奥様お手製の手芸用品を購入できる。店のものよりずっと安いが、イーネオヤはさすがに置かれていなかった。
ほとんどがトゥーオヤかダンテルだ。

こんなのも作っているのよと、ふわふわ毛糸の肩掛けを見せてもらい、それを購入してくる。





外はすっかり真っ暗。
しかし空は晴れ渡っていて、月も輝いている。

本当に明日は気球が飛べないほど、天気が良くないのだろうか?

カッパドキアには二連泊する。

(続く)

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