2018年1月24日。朝。
この日はカッパドキアを観光しつつ、アンカラまで向かう。
他に早く出るツアーがあるそうで、食堂を早めに開けてくれるという。
なので、早めの朝食となった。
夜だと思っただろう?朝だよ!!
二連泊したホテルともお別れだ。
この洞窟は、泊っている間お世話になりっぱなしだった、エレベーターへの道だ。
どうだこのダンジョン感たっぷりの通路は。
雪でバスがホテルまで登ってこられないという。
ツアー中のバスの運転手さんは判断が非常に早くて的確で、運転もうまいパーフェクト運転手さんだった。
ガイドさんは、カッパドキアのここウチヒサルの在住で、ガイドの派遣会社に騙されてアララト山に登らされたというエピソードの持ち主だ。
知識も豊富だし、こういった面白エピソードを持っているガイドさんは大体当たりなのだ。
ちなみに、ガイドさんは全力でこう言っていた。
「アララト山に登るのに必要なのは、山の専門家です。ガイドいらないです。通訳いらないです。お願いですからガイド巻き込まないでください」
アララト山に登りたい方は、この点を心に留めていただきたい。
こんなことはよくあるのか、ホテル側が車を出してくれた。
まず荷物を運び、そのあと人間をバスまで送るという。
このホテルは、カッパドキアらしい小ネタオブジェがあちこちに置かれていた。
糸車。
カッパドキアっぽい岩。(※本物ではない)
遠くは雪で見えない。
荷物を運んでいく、ホテルのシャトルバス。
ここの雪は一枚の布のようにくっついている。
凍っているわけでもなく、かといって雪だるまが作れるようなサラサラした雪でもなく、ただ静かに地面に覆いかぶさっている。
売店ではオヤも売っていたようで、見てくればよかったと後悔。
ホテルの車で、ホテル下のバスが安全に止まっていられるところまで連れて行ってもらう。
バスに着くまでかなりの坂があり、やはり運転手さんの判断は正しい。
写真奥が、泊っていたホテルがあった辺りだ。
ウチヒサル地区、雪で真っ白。
バスが走りだし、少し地区が変わると雪があまりない。
かと思えば雪。
すぐにトルコ石の店に着く。
昨日の陶器屋の隣だった。昨日は定休日だったのだろうか。
ここでの目的は、今では産出されないという古いトルコ石を探すこと。
話に聞いていた幻のトルコ石……。
トルコ国外では売らないというトルコ石があるという。
手ごろな大きいものは高く、小さいものを購入。
それも結構岩石が多めなものなのに、結構なお値段だ。
大きいものだと、昨日の陶器のフルセットがいくつか、もしくは先生クラスの作品が買えるお値段になる。
陶器屋はそれほどでもなかったが、トルコ石の店はかなり客にあぶれていたようで、売り込みがすごい。
一応保証書をつけてくれたし、色も気に入っている。
幻のトルコ石、大事にしていこうと思う。
(続く)