パシャバーに到着。
周囲には土産物屋が多い。
ただ、ここもあまり覇気がない。
売り込むというより、観光客が来るだけ良くなったというような雰囲気を感じた。
カッパドキアは観光がメインの地域なので、早く観光客が戻ることを祈るばかりだ。
いくつもの奇岩を見てきたが、つくづく思うのは自然の造形だけとは思えない、その形だ。
ラクダがのんびり、えさを食べていた。
エジプトでラクダに乗ったことがある身としては、どうも近寄る気分になれない。
なぜなら、ラクダという生物は、まず尻を勢いよく跳ね上げ、次に前足を勢いよく伸ばして立ち上がるのだ。
ラクダに乗りたい人は、とにもかくにもしっかり捕まることをお勧めする。
奥に修道士が住んでいた教会があるとのことで、見に行ってみる。
通路の途中に布製品を売る店があったが、ここもあまり売り込みはなかった。
この辺りにキリスト教の修道士が住み、教会もあったという。
よくこの洞窟に住む気になったというか、ほかに住むところがなかったのか、迫害のためか。
パシャバーの一帯は整備されていて、とても歩きやすい。
バスに戻る途中、発掘品でも干しているのかと思ったら、どうやら売り物のようだ。
こればかりは、客足が戻っても売れるかどうかわからない。^^;
(続く)