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イーネオヤを編む

トルコの伝統手芸イーネオヤを編んでいます

グランドバザール

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グランドバザール

2018年1月25日。夕方。

アヤソフィアからグランドバザールに向かう。
グランドバザールはトルコ語ではカパル・チャルシュという。

ここから手癖の悪い方々が出る地域を歩くので、かばんは前にして持つ。
ナップザックが前に来ると、バランスが悪いので余計に疲れる。

手癖の悪い方々は観光地には大体いるもので、トルコが特別治安が悪いわけではない。

歩いている最中、ブルーモスクのあたりから大音量のエザーンが聞こえてくる。



グランドバザール近くにもモスクがある。
エザーンがあったということは、人々が集まっているころなのだろう。


グランドバザールの門の一つに着く。



とりあえず、阪〇御用達の店に向かう。
日本語がわかるらしい、門の近くにいた商人がぼそりとつぶやく。「その店高いよ~」
そりゃ、マージン取っている店なんだから高いわな。

予想通り、あちこちの阪〇ツアー客が次々来る。
「あなたどこから?」「関東です」「私たちは福岡」「私たちは愛知」
まごうことなき阪〇専門店。

さて、グランドバザールに入ってみる。
添乗員さんの注意事項では、曲がって曲がったら戻ってこれないとのことで、ある意味納得。



この大通りを中心に歩くことにする。
大通りなので、貴金属店が多いが、トルコっぽい土産物や民族衣装の店もあって面白い。
また、民族衣装に着替えて記念撮影なんて店もある。



トルコの人は自分たちはアラブ人ではないというが、このグランドバザールはアラブの市場(スーク)に通じるものを感じた。
とにかく見ているだけで面白い。
もちろん財布とかばんには最大限の注意を払っておく。



案内用の看板があるが、無論読めない。









本物かどうかわからない品物、ブルサで見たふち飾り付きのタオル、お皿、トルコランプ、布、絵画と、ないものはなさそうだ。







グランドバザールの各門でも、厳しいセキュリティチェックが行われている。



布の店。



グランドバザールの建物から出ると、不思議な塔が見えた。
あとで地球の歩き方を見てみると、これは多分イスタンブール大学のバイェズィド塔ではないかと思われる。



糸の問屋があった。
オヤの糸ではなく、ミシン糸の問屋のようだった。
他にも、手芸用品の店があり、このあたりは手芸用品の店が多いのだと思われる。

そろそろタイムアップなので、来た道を戻って阪〇の指定店に向かう。
途中、ツアーの人とアラビア絵画を見た。
一つ目の店は何も言わなかったが、二つ目の店は猛烈に売り込んでくる。
売り込み文句は「ここ、イミテーションだけだから安いよ!」
正直でよろしい。( ゚д゚)

指定店でほかのツアー客を待っていると、なんか見慣れた写真というか、絵が。



これあれじゃないか? 塩振りで有名なトルコのコックじゃないか?
どうやらグランドバザールに店を出すらしい。かみんぐすーん。

人が集まり、バスが待っているところまで歩く。



途中にあったモスク。
今頃お祈りの最中なのだろう。
さらに歩く。



通りかかったとき、さぞや名のある塔だろうと思っていたら、チェンベルリタシュという名前の塔らしい。昔はもっと高かったという。

路面電車が走る道路沿いを歩いていたので、ちょうど通勤ラッシュ時の電車が横を走っていく。



どこも通勤ラッシュは辛い。

などと思っていたら、このあと、とんでもないイスタンブール名物に巻き込まれることになった。

その名は、渋滞

(続く)

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