2018年1月26日。午前。
トプカプ宮殿のハーレム(後宮)に潜入する。どきどき。
ハーレム…意外と、地味だなぁ。
※この記事に限り、写真がいつもより多いのでご注意ください。
それもそのはずで、この界隈は大部屋だった模様。
スルタン(王)の母が一番上の扱いで、男子を生んだ順(四番目まで)にいい部屋に入れる。
どのくらいの女性が、ここで暮らしていたのだろうか。
タイルは美しい。
この建物は入れない。
ん? 男性の像がある。
これはもしかして、モスクの周りにある小浄用の水場と同じもの? 別の意図のもの?
お、男性の像あった。
女性ばかりのハーレムにいるのだから、おそらく宦官でしょうな。
宦官たちがタバコを吸う部屋のようだ。
その先に謎の小部屋がある。
なんだろう…??
これは……もっとわからない。戻ることにする。
今は入れないけど、上に行くための階段だったようだ。
解説あるけど、わからないな@@;
トプカプ宮殿では、各国の言葉に翻訳されたイヤホンガイドを貸し出しており、そのためにガイドさんの解説禁止なのだろう。(日本語もあったような気がする)
ここは階段を下った、下部にある場所。もう一度階段を登って地上に向かう。
入り口のゲートの前の通路から、さらに先に進む。
一応順路通りに歩いたけど、どこが男の子を生んだ妻の部屋で、どこがスルタンの母の部屋なのかさっぱりわからない。
装飾、タイル、ステンドグラスなどは素敵だった。
ユニットバス…??(そんなまさか)
タイルきれいだー。キュタフヤのタイルだろうか?
えっと、まだハーレムの中なのかな??
要所要所に警備員さんが詰めている。
仕事の邪魔をしてはいけないので、そっと立ち去る。
うわー、なんか工事中の場所に来ちゃった。道間違えたかな?
部屋を覗いたけどそこで終わりのようなので、来た道を戻る。
ミフラープじゃないよね? 暖炉かなんかだよね?
何か広めの部屋に来た。
この辺から、男子を生んだ四人の妻の部屋の一つとかなんだろうか?
螺鈿細工が施された、戸棚の扉。
ここもすごい。シャンデリアがまずすごい。
天井高いし、模様もすごいし。
これは身分が上の女性の部屋なんでしょうね。
洗面台が大理石。
タイルも装飾も豪華。
またこれは別の部屋。
ちょっと暗めだけど、ステンドグラスの窓が美しい。
下の青いガラスすごいなぁと思って、よく見たらブルーシートだった。
ここも改修中。暗いのはそのせいかもしれない。
修復はいつまでかかるのやら……?
ところで、まだハーレムなのかな??@@;
上へ向かう階段は閉鎖されている。
鉄格子のついた窓。
通り抜けると、出口のゲートが見えた。
速足でせかせか回っても20分ほどかかる、広大なハーレムの旅でした。
宮殿って移動が大変だ@@;
(続く)